【リノベーション施工事例】デザイナーズリノベーション
・リノベーションにおいて私たちが、まず、しなければならないことが、
『創り手の意図を理解することです。』
例え、それがスケルトン改修だとしても、骨組みから積み重ねていった設計の意図を理解しなければ、
建物の良さを消してしまうことに繋がります。
私たちのリノベーションは、本来の建物の良さを活かし、新たな価値観を付与することです。
【内装】
・壁、天井:クレイペイント(ドイツ製の塗料で、限りなく塗り壁に近い塗料です。)
・床 :カラマツ
○玄関
欄間の空いた玄関から、1枚のフラッシュ扉に変更いたしました。
床材は経年変化とともに、絶妙なウォールナット柄へ変化しておりました。
床材の色合いを活かし、収納もウォールナットの落ち着いたデザインにて施工いたしました。
○ホール
コンクリート打ち放しの壁はそのままに、ランデックスコートで仕上げました。
無機質な中に木の床と塗り壁調のクレイペイントが馴染みます。
一番の見せ場となります、トップライトの階段。
LDKへと繋がるこの空間から光を差し込ませる為、壁は白調のクレイペイントにて塗装。
○キッチン
緑が映り込むキッチンは、シックに仕上げました。
床暖房ではなく、輻射熱冷暖房のエコウィンを採用いたしました。
エアコンのドレン管のみ通すので、電気代もガス代も掛かりません。
床暖房と違い、夏場も空間を冷やしてくれます。
○リビング
造作のTVボード兼棚を設置し、昔の古い配管後とスイッチを隠しました。
棚は可動棚ですので、自由に飾れます。
無機質な空間に緑は映えます。
○S.I.C
勝手口兼パントリーは、朽ちた部分を取り除き、
シューズ収納に生まれ変わりました。
○洗面室
窓が部屋の半分の大きさなので、鏡が真ん中に置けない空間でした。
折角の窓を活かす為、鏡を横に可動出来るよう、造作いたしました。
○UB
もともと、1316だった造作バスを1616のUBに変更いたしました。
窓もそのまま活かしました。
○寝室
カーテンボックスに間接照明を埋め込み、調光式といたしました。
医療用に使われるブルーライト、ブルーライトに当たることで、レム睡眠の時間を長く取ることが出来、
短い睡眠時間でも深い睡眠を得られます。